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コクヨS&T新製品フェア2009見学記録(7/28):②第二部パート1

それでは第二部:新製品フェアの詳細を。

■プレゼンテーションマウス

http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/lp/

レーザーポインターとプレゼンマウスが一体となった商品。レーザーポインターは赤色レーザーから緑色レーザーに市場が移ってきているようです。これは①赤よりも緑の方が視認性が高い、②プロジェクターの輝度が上がっているので緑の方が視認性が高いという二つの理由があるとのこと。

マウス操作機能が付いているものもあって、PCから離れても全ての操作ができることが特徴。おもしろかったのはアプリケーションの切り替え(Alt + Tab)の機能を割り当てたボタンがあること。プレゼンしていると、PowerPointからExcelに資料を切り替えたりすることがあるので、この機能は秀逸だなと思いました。フル機能晩は値段は高いみたいですが、便利そうであることは確か。

「無線方式はBluetoothですか?」と聞くと「RF方式です」とのこと。ワイヤレスマウスと同じですね。職場でもPCの方に向けないと操作できないと思っているユーザーもいますが、これは赤外線通信だったころの名残。それが気になって指向性のないBluetoothかなと思ったら違いました。しかし有効範囲は半径10m程度とのこと。カタログスペック上は半径30mとあって驚き。

「レーザーポインターでの指示がふらふらすることを嫌がるユーザーがいるので、手ぶれ補正機能を付けてほしい」と要望を伝えました。「なるほどそういう発展性がありますね」とのこと。

 

■シュレッダー

http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/shredder/index.html

最近のシュレッダーの特徴は、とにかく静音。今家ではアイリスオーヤマ製のパーソナルシュレッダーを使っていますが、これがうるさいうるさい。そのイメージで稼働音を聞いてみると、本当に静かで驚きました。CD・DVDやカードが裁断できるタイプも本当に静か。職場にあるものは稼働音がうるさくて(うるさい上に破片が飛び散る)、そのイメージを覆す製品でした。

なるほどと思ったのはCD/DVDの裁断のピースが大きいこと。もちろんモーターの稼働音自体をさげているのはありますが、紙と違って必要以上に切らなくていいんだなというのはポイントでした。裁断の音がうるさいのは、とにかく木っ端みじんに破砕するというポリシーだからであって、シュレッダーといえば細かくするとう既成概念から離れた素晴らしい製品だと思いました。ちなみに紙を裁断する際の稼働音は50db。そして無理のない切断力なので、裁断面もきれい。

このほか逆回転した際に飛び出す裁断片が飛び散らないようにエッジが高くなっていたり、大きなタイプになるとチリトリとハンディタイプのほうきが中に収納されていたりと、また裁断片を集めるビニール袋がたわまないような工夫など、細やかな気配りが光る製品でした。またカラーリングも白・黒・ブラウン、そしてラテ。家庭においても無理のない配色も素敵。

「家のあるシュレッダーはモーターの発熱で稼働時間が短いけれど、改善してるか?」と聞くと「やはりモーターを回すので稼働時間に制限はあって、小さいタイプほど短くなる傾向にある」という返答。「刃に挟まった裁断片を安全に取り除けるような機構がほしい」と要望をここでもアピール。

 

■IDカードフォルダ IDEO

http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/ideo/

二人の著名なデザイナーを起用して商品をデザイン。秋田道夫氏のHUB STYLEはレザーで落ち着きのある感じ。一方の柴田文江氏のSMOOTH STYLEは丸みのあるプラスチック素材のIDフォルダ。IDフォルダは企業から支給されるものを基本的には使用するものの、これはデザインや使い勝手が悪いという不満があるもの。そういえば自分が今使っている会社支給のフォルダも不満たっぷりなんですよね。ビニールのフォルダで、フォルダが割れる、汚れる、はたまたIDカード自体が落下するということが頻発。この落下に何度か悩まされてきたので「落下対策は?」と聞くと、「SMOOTH STYLEはカードをケース内部に収納するタイプなのでそもそも落下しない。またHUB STYLEはフォルダのスリットにマジックテープが付いていて、閉まる設計になっている」とのこと。このマジックテープは憎い設計でしたねー。フォルダ部にリールが付いていて、ID認証の際に便利だとか、ストラップ・フォルダを別々に購入することができたりとかいった細やかな気配りが冴える製品でした。

もう一点これはストラップとの相性もあるのですが「裏返る」問題。これについても質問をすると、「ある程度重みのあるものなので裏返りにくくはなっているかもしれないが、やはり合う程度は裏返ってしまう」とのこと。でも本当にそうですかKOKUYOさん?ストラップとの接続部の部品形状を改良すればなんとかなりそうな気はするんですけれど・・・やはり支給が基本のこういったアイテムですから、「あえて購入するだけの付加価値」があることが必要なんじゃないでしょうか。まだまだ改良の余地ありだと思いました。

 

■Lavita

http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/lavita/

cancanやoggiのモデルである小泉里子さんの監修・デザインによる働く女性向けのアイテムブランド。硬すぎず、そしてかわいすぎずという印象のアイテムたちは、男性の目から見ても確かに魅力的な製品に写りました。ワーク・ライフバランスの考え方が浸透していることや、勝間さん・小室さんといった魅力的なビジネスウーマン像が確立しつつあるだけに、「こういう女性向けのラインナップは増えているの?」と聞くと「ここまで特定の方とコラボレーションしてシリーズで商品企画をすることは非常に珍しい」とのこと。

働く女性向けのアイテムが増えること自体本当に素敵なことだと思います。この女性の感性に訴えるような製品は、見るだけでも楽しいですね。ただ、逆いにいえばもっと「若い男性の仕事人向けのアイテムを企画してほしい」ということを伝えました。やはりデパートに行っても女性向けのラインナップは幅広いですが、男性はどうも選択肢がない。フロアの数からしても違いますよね。なので「カジュアルだけどカジュアルすぎない、吉田カバンのナイロンのような感じ」というイメージを伝えました。

 

■ひらめきブロック・Wammy

http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/hirameki/wammy/index.html

リボンのような形をした柔らかいピースを組み合わせて立体的な形を作る知育玩具です。欧米では結構売れているようですね。日本は子供にDSを買い与えてしまう為、あまり受けが良くないんだとか。もったいないことです。

形状が柔らかい上に色彩もパステルカラーで、どちらかというと女の子向けの玩具みたいですね。作例でもワンピース型に編み上げた(組み上げたという表現より編むという感じ)ものがディスプレイされていました。

こういったブロックはやはりLEGOの独壇場なんだろうなと思います。我が家も僕がLEGO大好きなので、息子も娘もLEGOが大好き。そんな市場に挑む為の付加価値としては、ヨシリツのLaQが書店をベースに頑張っていますが、今一つ浸透しているとは言い難い。そこにこのWammyですから、どうパイを取り合うのかが非常に気になります。

しかし、浸透していないのも携帯ゲーム機のせいだったりするのかなと思いました。子供のお世話が面倒で、テレビを見せっぱなしにしていたり、ゲームを渡しっぱなしにしていたり。結局親が何もしなくてもよい育児玩具に走ってしまいがち。小さいころからこういう知育玩具で遊ばせないと、日本人の指先や脳の発達に少なからず影響が出る、かもしれませんね。

 

■コクヨのえほん:かおノート

http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/ehon/workcreate/post-37.html

コクヨは絵本事業も手掛けているって知っていましたか?絵本といってもそこはさすがコクヨ。紹介を受けた「かおノート」も独創的な商品でした。

この「かおノート」。一言でいえば「福笑い」絵本で、言葉は一切なし。太陽や煎餅や岩等が一ページに大写しになっていて、巻末にある顔パーツのシールで顔を作るという商品。これがなかなかやってみると面白くて、僕は亀の子たわしにパーツを貼りつけてみましたけれど、とてもシュールないい仕上がりになりました。やってみるとどんどんパーツをつけたくなるものの、あまりつけすぎても趣がないなんてあれやこれやと考えているうちにこの深みにはまっていく感じ。

「子供の方が独創的な顔を作るんですよね」というのが社員の方のコメント。なるほど、確かに目を左右均等に貼ろうだとか、顔の中心に口を、とか知らず知らずパーツのバランスをとっている自分の姿にハッとしました。既成概念なんですよね、これって。アートになりえないんです。計算外の配置から生まれる独創的な世界。ただ、目のパーツを放して貼るだけで一味違った感じになるのもまた一興。という具合にハマることこの上ない絵本なのでした。

でもなんで他の参加者の皆さん試してみようとしないの・・・?

ここまでとにかく話に夢中になっていて、すっかり写真を撮るのを忘れていました。ということで第二部パート1は写真なしでお届けしました。まだまだ続きます。

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