« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009年8月

必要以上に謝りすぎの日本人

帰宅する際に常磐線各駅停車に必ずどこかで乗り換える必要があります。
たまに都内で用事のあった日には、直通運転している東京メトロ千代田線に乗ってくることもあって、その車内でのこと。

千代田線は綾瀬駅でJRの乗務員と交代するのですが、綾瀬駅進入の際に東京メトロ車掌がこんなアナウンスをします。その内容がここ数年とても気になって仕方ありません。

車掌:本日は千代田線内お客様混雑により、綾瀬駅約2分遅れての到着です。電車遅れましたことを深くお詫び致します。

これ、おかしくないですか?僕はものすごく違和感があります。
なんで2分遅れただけでお詫びしなくちゃいけないのでしょうか。しかも「深く」。
もちろん車両故障だったら東京メトロ側に責めがあるのでまだ理解できるんです。
ただ帰宅ラッシュという東京メトロ側の不可抗力で深くお詫びするのはやり過ぎでしょう。

ここには二つの問題点があります。
(1)詫び口上の軽視
まず「深いお詫び」なんて言葉を軽々しくべきではないでしょう。
これは職場でも些細なミスで「大変申し訳ありませんでした」とか「大変失礼いたしました」とか使う人がいますが、同様ですね。
こんなことで深くお詫びしていたら、本当に深くお詫びしなきゃいけないときに、言葉の持つ深さや重みが伝わらなくなってしまいます。

(2)他人に謝らせることに慣れている日本人
上述のような、全く当事者に責めのない理由で深く謝らせることに日本人が慣れてしまっているのではないでしょうか?
公共サービスをこういった横柄な態度で利用しているということになります。
またその横柄さを助長するようにな詫び口上を軽々しく使うサービス提供側。
話は飛躍し過ぎかもしれませんが、こうして横柄になった乗客が車内トラブルをおこしたりするのじゃないかとも思ってしまいます。

要は謝る側が「自分の責任に応じた言葉を選んでいるか」、そして謝られる側が「正当な理由もなく必要以上に謝らせていないか」ということです。

もちろん日本人の美徳として謝るという側面は見逃せません。
そこまで責めがなかったとしても「一期一会の場を乱してしまったこと」にお詫びをするというのは矛盾するかもしれませんが美しい文化でしょう。
ただ、そうであっても何も「深く」お詫びする必要はないと思うんです。

| | コメント (0)

SYSTEMICを使ってみることにしました

先日の見学記録で「もう一歩」というコメントを連発したコクヨのSYSTEMICですが、その機能性は絶対的に捨てがたいという思いが強いので、まずは使ってみることにしました。使ってはじめてみえる境地もあるだろう、ということで。

image自分の用途は、手帳とノートをひとまとめに持ち歩くこと。サイズはA5です。手帳は佐々木かをりさんプロデュースのアクションプランナー。もうこれ以外の手帳はしばらく使う気になれないくらい大ヒットの手帳なので、この手帳をあきらめるわけにはいきません。カバーには昨年から使っているエグゼクティブラインの。本革です。

ちなみに個人的には白とかスカイブルーとか大好きなので、アクティブラインの本革ホワイトとか、2010年モデルから新規にラインナップに加わったスプラッシュタイプの合皮アクアとかいったさわやかな色を使いたいんですよ。スプラッシュタイプはアクションプランなーユーザー待望のペンホルダーが付いたんですが、佐々木さん、どうか男性向けのカラーラインナップも追加してください。心からお願いします。合皮でいいですから。

さて、サイズを見てみると若干アクションプランナーより大きいことが分かりました。二冊収納するからなのでしょう。

systemic01 systemic06  
systemic02systemic04 

アクションプランナーをカバーから外し、SYSTEMICに装着してみます。SYSTEMICには意匠ノートという黒いきれいな装丁のノートが標準でセットされています。手帳を左側に、そして意匠ノートは購入時のまま外さずに右側にまずセット。

なかなかいい感じじゃない?と思いましたが、問題に気付きました。アクションプランナーの厚みとSYSTEMICの背表紙部分のマチがうまく合わない。手帳をめくってみると、その厚みにバタバタとしてしまう。ここまで8か月使ってきた手帳なので、手帳自体の背表紙も相当ダメージがあるのはもちろんなんですが、でもそれって想定範囲内ですよね、装丁だけに(笑)。

systemic11 systemic12

このままじゃ使えないじゃない?と思い、編み出したのがこれ。アクションプランナーの背表紙を右側に装着して、その上に意匠ノートを装着するというものです。これで一気に安定感が向上しました。

 systemic14 systemic13

 

この状態で先週から会社に持って行きました。以下使用感です。

■素晴らしいなと思った点
しっかりとしたカバーなので、カバー自体がたわんだり曲がったりすることがない。その為、手帳を書いているときのホールド感や安定感がよい。机のない不安定な場所で筆記しなくてはいけないこともあるので、その時にもこの安定感はとても助けになります。
2冊持ち運べるのが思った以上に便利。もっぱら読書をしながらマインドマップを書いたり、他企業の方とお会いする際のメモをするのに利用していますが、何冊もバラバラ持ち歩かなくていいのはやはり良いです。

■もうちょっと何とかしてもらいたい点
やっぱりナイロンの材質・質感を変えてもらいたいです。今はザラっとしたテクスチャですが、艶のある素材に変えてもらいたいですね。ザラっとしたものでも、もうちょっと質感を高めてほしいです。防水素材であるとなおよいですね。フライトジャケットのような素材でもいいかもしれません。
そしてやはりゴムバンドは要らないです。細く心許ないバンドなので、使っているうちに切れるか伸びきってしまいそう。おそらくこの細さに安っぽさを感じてしまうので、もしバンドが必要であれば、いっそのこと幅広のしっかりとしたバンドに変更してもらいたいですね。ただ、理想はバンドレスです。
systemic10そして背表紙部分のマチをもう少し広げてほしいです。Campusの手帳ノートは薄いので問題はないと思うんですが、一般的な手帳は月・週・日とページ数が多いので、厚みがあるものです。 これともう一冊を収納するとやはり厚さが今のままでは足りないのではないかと思います。

ナイロンの質感についてふと思いましたが、こういったナイロンってあまり「ピンと張った状態」で使うケースがないのかもしれません。ナイロン素材はバッグやウォレット等のアイテムによくつかわれていますが、カチッと固定されている のではなくて「やわやわ」とした状態で使うものばかり。だから妙に違和感があるのかな、と。

デザイン面で個人的な趣味をいうと、「艶のある黒いナイロン一色で、赤いステッチ」ですかね。HONDAファンですから。

やはり便利だと思っていたところは便利で、改善を求めたいというところはやっぱり不満があります。しかしメリットも大きいので、このスタイルでしばらく使ってみようと思います。レポートはまた。

 

| | コメント (0)

Wammyで遊んでみた

コクヨ新製品フェアで紹介を受けた、知育玩具「Wammy」についてはこの間見学記録を書きましたが、先日出かけた先で見かけたので早速触ってみました。先日といっても7月末のことですが。

つくば市にある大型ショッピングモール:イーアスつくばにはよく出かけます。柏から高速にさっと乗って着いてしまうので、お手軽に行けるんです。中も広くてさまざまなテイストがあり、柏の各ショッピングモールに慣れた後に来ると、まだまだとても新鮮です。

さて、この3階にある書店・文具店のアカデミア。このお店も本当に大きくて好きなんですが、その文具売り場付近の知育玩具エリアにありましたよ、Wammyが。

息子は妻の実家に泊まりに行っていたので、その時一緒だったのは4歳の娘。まさにWammyのターゲット層です。最近の大型書店はこういった知育玩具の特設コーナーが、文具・児童書の近くにあって、しっかり試せるようになっていますね。しかもWammyの棚は娘の目線にも留まる低い位置。そして小さな椅子も前にあって、「さあじっくりお試しあれ」と言わんばかりのニクイ演出。

娘はまずその柔らかい触感を楽しむかのように、ピースを小さな手に集めてしっかりと握っていました。その後プチプチとつなぎ合わせて、何をつくるともなく本当に触感を楽しむ感じ。

wammy01  wammy02  wammy03

「どれどれ」と僕自身もしゃがんで娘と目線を合わせて、少ないピースで球形に組み上げました。これ、単に球形に組むだけでも、色のバランスを考えさせられ、「タダモノデハナイナ」というのがファーストインプレッション。

しかもこうやって組んだ球形が、素材の柔らかさも手伝って、まさにゴムボールのような素敵な完成形に。ここに魅力があるな、と思いましたね。扱って柔らかい、そして遊んで柔らかい。

そうそう、「組む」というより「編む」という言葉の方がしっくりくるような感じ。これは触ってみないとわからないと思います。

■その他の印象

  • とても柔らかい。でも素材としての強度が強いので、結構無理に曲げてもきれいに元に戻る。
  • この「凹レンズ型の形状」と「頂点の接続部」、そして「中央の空洞」が非常に悩ましくも創作意欲を刺激される。
  • レゴの様にブロックそのものの形状が変わらないブロックとは違い、曲げて・・・間を通して・・・つなげて・・・という予測もつかない計算をしていくことが求められ、これもハマる。

先日コクヨの東京ショールームで見たのはワンピースの作例。そしてホームページにはガラスの靴?のような作例。ここまではいきなりいけないな、という感じですが、ホームページには「作り方のヒント」が掲載されていて、これは作ってみたいですねー。特に観覧車。これ作ったら娘に自慢できるだろうなあ、と。こういった大物を一度でも作ってみると、ピースの組み合わせの基本やヒントを身につけられそうですね。

image

ちょっと1セットでも買ってみようかなと思ってます。特に6月に発売されたばかりの「Wammy キラキラキュート」。この色合い、うちの娘大好きなんですよね。女の子受けするなあと思います。

結局店頭では30分くらいWammyに触れていました。書店だけの用事ではなかったので、まだ遊びたいと駄々をこねる娘を引っぺがすようにして帰りましたよ。なだめるのにしばらくかかりました。

| | コメント (0)

コクヨS&T新製品フェア2009見学記録(7/28):⑧(終)第二部パート7 防災用品とエコバツ

■防災用品:防災の達人シリーズ
http://www.kokuyo-st.co.jp/solution/bousai/bousai-tatsujin/

KOKUYOから防災用品がリリースされているのはちょっと驚きました。でも、オフィス機器を取り扱うという一環で考えて、案外しっくりきました。

紹介されたのは、防災ヘルメットの中に防災用品一式を収納する非常用品セット。9月発売とありましたが、ちょうど昨日発表がありました(http://www.kokuyo.co.jp/press/news/20090818-006.html)。

コンパクトに収納できるというなかなかの優れモノ。特に注目すべきは、「ヘルメットしころ」でしょう。ヘルメットにつけて首から襟を防御するものですが、結構襟首のあたりってなるほど無防備なんですね。火の粉が飛んだ際、女性の長い髪に火の粉が飛ぶことがあるという点にも納得。なるほど盲点でした。写真で紹介されているのも同コンセプトのセーフティハット。これもしころつきの製品です。

ただ、職場居室内を見渡すと、防災用のヘルメットって結構邪魔っぽく置かれているんですよね。KOKUYOのサイトにも机の下にひっかけて収納するようなイメージがありますが、狭い日本のオフィスだと膝が当たってまた辛い感じ。折りたたみができるヘルメットがあるとその点便利じゃないかなと思います。

■エコバツ
http://www.kokuyo.co.jp/ecology/ecox/

これは何とも潔い取り組みです。あっぱれだと思います。普通の企業は自社の環境適合製品を謳うものですが、KOKUYOのエコバツはあえて「環境適合していない自社製品を「環境不適合」と表示する」というものです。そしてそれを2011年には全て「エコマル」製品に切り替えていこうという。しかも今年になってさらに基準を厳しくして、一気に対象が全製品の26%から65%に増えちゃったようです。

「自分の製品がどれだけ環境に優しくないのか」を敢えて打ち出し、その削減を短期間で達成するという高い目標。同じ環境対応を謳うにしても、この発想はさすがKOKUYOだなと思います。この手法、追従する企業がどんどん出てくるといいなと思いますね。

■おわりに
というわけで、見学レポートは終わりです。本当はフリーカットメモ:TibitやスリムB5ノート等の製品に触れたり、お話ししたりしたかったのですが、時間が押してしまい叶いませんでした。一人最後まで展示会場に居残ってしまい、目いっぱいお付き合いいただいたコクヨS&TのKさんには、本当に感謝したいと思います。でも本当に楽しい時間でした。まさにあっという間。ぜひぜひまた参加したいです!

| | コメント (0)

コクヨS&T新製品フェア2009見学記録(7/28):⑦第二部パート6 SYTEMIC

まだまだ続きますよ。

■カバーノート:SYSTEMIC
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/systemic/

これも最もコメントしたかった製品の一つ。この製品の登場は本当に待ち遠しくて、とても良いコンセプトなのですが、買うに至れないんです。本当に惜しいところでもう一歩という製品。

二冊のノートを収納できるというところは、コンセプトとして最高なんですよ。スケジュールを管理する手帳と、記録を取る為のノート。この二冊はいつも合わせて持ち歩くので、どちらか一冊を忘れてきたり、落としそうになったりすることもしばしば。これらをあわせて収納できるという意味で、この承認は最も魅力があるんです。ノートの表紙&裏表紙を挟み込む部分にもポケットがあって、機能的には本当に申し分がないんですよね。

しかし、もう一歩だなあと思うのがデザイン。カジュアルすぎるんですよね。これは前に書いたLavitaのところでも社員の方に話したのですが、やはり自分のような30代のビジネスマンにはちょっとカジュアルすぎる。レザーにしてもらいたい、というのが本音ですが、コストが高くなるのであればもうちょっとナイロンの質感を高めてもらいたいんです。

ちょうど見学の前日にシステミック第二弾の製品群がリリースされ、よりビジネス用途に色を抑え目にしたラインナップが発表されました。しかしそれでもまだカジュアルすぎて今一つ合いません。

そして閉じたときに止めるためのゴム。これも個人的には不要だなと感じます。使っているうちに伸びてきちゃいそうで、安っぽくなってしまいそう。

結局、さまざまな色から選択できる女性とは違い、男性はどうしたって黒か茶かグレーしかない。色の選択肢が少ないので、質感だったりデザインだったりで差別化してもらわないと、選びようがないんです。

SYSTEMICにCampus high gradeのMIO PAPERを綴じて持ち歩きたい!というのが理想です。

ものすごく惜しい製品だけに、コクヨさん、是非是非もう一歩コンセプトの詰めをお願いします!

| | コメント (0)

コクヨS&T新製品フェア2009見学記録(7/28):⑥第二部パート5 ガバットファイル

■ガバットファイル

http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/gavatte/

今回の説明で社員の方が最も自信無げだったのが、このガバットファイル。背幅を広げて収容量を増やせるというファイルです。社員の方がおっしゃっていたのは、「このような商品を世に出してこなかったからマーケットが小さいのか、それともマーケットが小さいからこのような商品がなかなか世に出ていかないのか、ニワトリと卵のような状態」という点。

でも、例として展示してあったように、学校や幼稚園のプリントを綴じる用途としては最適だと思うんですよ。我が家にも小学生と幼稚園生がいますが、配布プリントは増えるものだし、特に幼稚園のプリントは可愛かったり微笑ましかったりする内容のものが多いので、なんとかきれいに取っておきたい。そんな時には適していると思うんだけれど。

結局、綴じる量が増えてきたときにユーザーがどういう行動に出るかということですよね。ガバットファイルの用に背幅を広げて一冊で収めようとするのか、それとも新しいファイルを買い増してしまうのか。背幅が広がれば一冊に収まるものの、厚みが出るので閲覧性時の不便さが出てしまう。一方で買い増せば厚みは出ないものの、探し物をする際に何冊か取り出してみなくてはいけない。

もうちょっと考えると、背幅が広がるということは・・・

・初めのうちはさておき、「綴じている紙の厚み分だけの背幅」をキープできるので、ファイルの中で綴じている紙がふにゃっとたわむことがない。

・そしてその分しっかりと自立するので、書棚・ラックなどでやわーっとドミノ倒しになることもない。

ということになるのかな。

この「書棚やラックでやわーっとドミノ倒しになる」状態って、何とも嫌ですよね。気がつくとその状態をファイル自体が形状記憶しちゃうような状態。

やわーっとならない為にはこの背幅が最適化されていることに加えて、背表紙部と表紙・裏表紙の下辺の強度が必要なのも知れません。

ラインナップには紐で綴じてファイルが開かないようにする「保存タイプ」というものもありますが、しっかりと自立させるために、最も効果的な強度アップのポイントを追求してもよいのかなと思いました。

ただ、使う側がインデックスをどのようにつけているかによって閲覧・検索容易性は左右されるし、確かに商品としては難しい部類に入るのかも。

| | コメント (0)

コクヨS&T新製品フェア2009見学記録(7/28):⑤第二部パート4 ドットライナー

■テープのり・ドットライナー

http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/dotliner/

この商品は御存じの方が多いんじゃないでしょうか?プレスリリースの時点で欲しい!使ってみたい!という気持ちになった製品で、普段から本当に愛用しています。普通の糊やテープはほとんど使わず、だいたいの貼りつけ作業はドットライナーで済ませられますね。テープを引くときのカチカチ感がたまらないし、仕上がりが本当に奇麗なのが何より素晴らしい。

このドットライナーを追従する製品が「テープのりDS」という製品名でニチバンからも出ていて(http://www.nichiban.co.jp/stationery/ds/index.html)、この間ビッグサイトで開催されていた紙製品・文具店でも紹介されていました。DSのウリは押して使える「スタンプ貼り」とニチバンの社員の方が説明していましたが、ショー開催に先立ってコクヨからもスタンプ貼りができるドットライナーが発表されていたのを知っていたので、「コクヨさんも出しましたよね?」と聞くと、「そうなんですよねぇ・・・」と言葉が弱まっていました。そのくらいテープのりの市場を作ったという意味でも、ドットライナーのブランド力が強いことの証明でしょう。(テープのりDSはキャップが取り外し式なのでそこは大きなデメリットなんですが)

さて、ドットライナーは貼って剥がせる再剥離式のテープもあります。この再剥離式のものを私は手帳に愛用。業務分担表や座席表など、「そこそこ長期間貼っておくけれどはがすこともある」ものを貼るのにちょうどよいんですよね。ただ、剥がす際に糊が手帳側に残ってしまうことがあるんです。

このことを社員の方に質問すると、「糊は時間の経過とともに紙に染み込んでいく為、再剥離タイプはどうしても残ってしまうことがある」とのこと。フムフム、なるほど。そしてまた「粒々のドット状であることが再剥離式には辛い要素」という話でした。

しかし再剥離式はやはり便利なんですよ。せっかくのラインナップなのですから、例えば5mm×5mm程度にドットを大きくしたりすれば、一段と魅力が増すのではないでしょうか。

このほか、ドットをハート上にした「ドットライナー キュート」の展示がありました。再剥離タイプもないし、貼り合わせてしまえばハートの形状は見えなくなっちゃうんですが、隠れたおしゃれですね。でもこれ、いいアイデアですよね。小さいころ砂絵が大好きだったんですが、ハート上に砂等がデコレーションできるということはまた新たな可能性につながりそう。まあ、粒の大きさが小さいので思ったようにはいかないかもしれませんが、だったら逆にこれももっと大きくしてしまってもいいんじゃないかと。

あ、付箋タイプの「ドットライナー ラベルメモ」をぜひ見たいなと思っていたのに忘れちゃいました。今一つ普及していないのは、やはりここはポストイットの牙城なんだなと思いましたね。でも品川のオフィスを見学した際に貼ってあったブレストの付箋はポストイットでした。個人的にはラベルメモでブレストしていてほしかったなと。

| | コメント (0)

ポーランド・デー in 東京(2009/8/4)@渋谷

話題一転、今夜はポーランド・デー in 東京というイベントに参加してきました。今年は日本とポーランドの国交樹立90周年ということもあり、在日ポーランド大使館と在日ポーランド商工会議所の主催する友好のイベントです。とあるつてで招待を受けて、参加しました。つい先ほど会場の渋谷を離れ、電車に乗り込んだところです。

 

ポーランドと聞いて皆さん何を連想するでしょう?実はあまりピンと来ないんじゃないかと思います。かの有名なショパンがポーランド人だということも、日本ではあまり知れ渡っていないですよね。私もオーストリアの出身かと思っていたくらいです。このショパンも来年生誕200周年。この200周年のイベントが、ポーランド、アメリカとなんと日本で来年大きく取り上げられるそうです。大使代理がおっしゃっていましたが、日本は世界的にもショパンの音楽に造詣が深いということで、これは驚くべき事実という表現をしていました。しかし、ショパンとポーランドがつながらない。これはもったいないですね。

このショパンを超えて、我が家で一番有名なポーランド人は何と言ってもロバート・クビツァ。BMWザウバーのF1ドライバーです。今日も息子に「パパは今日ポーランドの人と食事してくるんだよ」と話すと「じゃあクビツァの国の人と会うんだね」と言われたくらい、クビツァを通してポーランドを身近に感じているのです。フジテレビの中継ではクビサ、他のメディアではクビカと言ったりするので、初めポーランドの方に「クビサ」と言ったら通じなくてちょっと慌てました。これからは我が家でもクビツァで通そうと思います。クビツァ、クビツァ・・・

ポーランド大使館の書記官の方には「10月の日本グランプリでクビツァが来日するので、90周年を記念したイベントが彼を巻き込みながらできるといいですね」とお話ししておきました。明日念押しのメールをしておこうかな。

複数のポーランド人の方とお話ししましたが、クビツァの話をしたら喜んでいましたね。彼はやはりポーランドでもヒーローみたいです。ポーランド人初のF1ドライバーですから。もともとは北欧の用にラリーの方が人気のあった国だったとのことですが、彼の影響でF1のファンも増えているようで、市街地コースをつくろうという動きもあるみたいですね。実現には数年かかるという話でしたが、できれば功労者であるクビツァに走ってもらいたいなぁ。

このほかポーランドのワルシャワで活動しているピアニストの中安善実さんのピアノ演奏、そして彼女の縁で招かれた新日本フィルの副主席オーボエ奏者七澤英貴さんとのアンサンブルを聴きました。新日本フィルといえば宮崎アニメの音楽演奏。この七澤さんも演奏に勿論加わっている方で、劇中で流れるオーボエは全て彼の演奏だとのこと。千と千尋の物語の主題歌である「いつも何度でも」、そしてNHK連続テレビ小説あすかの主題歌「風笛」の演奏を生で聴きました。風笛のオリジナルの奏者は宮本文昭さんですが、オーボエの引き立つ素敵な曲です。

演奏の途中に、この中安さんのがワルシャワで開いている書道教室のスライドショーが流れました。ポーランド人のお粉から子供まで幅広い生徒たちが書道に親しんでいる写真で、初めいやいや両親に手をひかれて教室にやってきた9歳の男の子が結果書道大好きになった話や、日本語の資格を取得しようとしている男性のエピソードなどが紹介されていました。中安さんは教室で着物を着てレッスンしているんですよね。この写真を見て、日秘文化会館を思い出してしまいました。演奏後、中安さんにもその話をしたら、やはり通じるところがあったらしく、話が弾みました。

このほか同業の方々と不景気ですよねーなんて話をしたり、コクヨで先日来お世話になっている方と文具談義で大盛り上がりになったり、製油会社でまさに油を売っている方と宝塚の話で盛り上がったり、映画会社のプロデューサーの新しいビジネスの話を聞いたり、と様々な話を交わしながら、あっという間に時間が過ぎ去っていました。

もう少しお話ししたい方も沢山いらっしゃったのですが、また次の機会に楽しみをとっておきたいと思います。

| | コメント (0)

コクヨS&T新製品フェア2009見学記録(7/28):④第二部パート3 エアロフィット

■【新製品】ハサミ:エアロフィット

http://www.kokuyo.co.jp/press/news/20090702-981.html

ついに出ました新製品。ハサミです。プレスリリースは見ていたので、「おお、これか」という感じ。今回会場で説明していただいた商品のうち、一番印象に残ったのがこの商品です。

ハサミのハンドル部分で指がよく当たる部分を空洞構造にして、「エアークッション」で力のかかり方を分散するというものです。ハンドル事態柔らかい樹脂製であることに加え、この構造。「本当に数えきれないくらいの試作品を作って、どの部分をエアークッション構造にするか試行錯誤しました」とのこと。なるほど、確かに指にかかるストレスがない。ハサミって結構前側に力をかけて切っているもんなんですね。その部分にうまくクッションが配置されていました。

しかしそれにも匹敵する優れたポイントは「グルーレス刃」。テープ等を着るときに糊が刃につかない為の工夫としてフッ素樹脂加工が一般的には普及していますが、このフッ素樹脂加工でも完全に糊の付着は抑えられないらしく、だんだん操作力が必要になってくるというデータが。確かに家にあるフッ素樹脂加工のものは最近べったりしてきたな、と。まあお手入れをしていなかったことも原因でしょうね。

しかしこのグルーレス刃は「粘着材が付着する部分が最小限」であること、また「閉じたときに刃と刃が面で接しない構造」のため、長期間にわたって糊が付きにくいという商品です。会場にはガムテープがあって、試し切りしてみると確かにその差は歴然。ガムテープがシャクシャク切れる感じ。これは新鮮な体験でした。しかもすごいのは数mm単位で切れること。ガムテープを3mm×3mmくらいで切れるんですよ。会場で立ちながらの操作だったのでこのくらいですが、座って集中すれば1mmくらいでも切れそう。

 

そしてガムテープの横に置いてあったのがトイレットペーパー。???と思いながらも切ってみるとこれもまたガムテープの時と同様に切れる切れる。細かい大きさにも切れるんです。「閉じたときに刃と刃が面で接しない」という利点がこういうポイントで実力を発揮するんですね。確かにテープを切って刃を閉じたときに、「切られたテープが刃の裁断面に引きずられてたわむ」ということが起きなかった。この為、粘着物でも薄紙でも思うように切れるということですね。「これはクラフト用に流行りそうですね」とコメントしておきました。ものすごいポテンシャル。

あと思ったのは糊が粘着しないことによって、刃が錆びないということ。刃に粘着物が付着して、そこに湿度が保たれると、いくらステンレスであっても時間の経過とともに錆びてくるんですよ。「糊がつかないということは錆び防止にも大きな効果がありますね」とコメントしておきました。

| | コメント (0)

コクヨS&T新製品フェア2009見学記録(7/28):③第二部パート2 かくしタロー

■セキュリティスタンプ:かくしタロー

http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/securitystamp/

今回社員の方と話したくて仕方のなかった商品の一つです。自宅でこのローラースタンプ25mmを使用していますが、優れているところと改良を求めたいところの両方がある製品なので、もう話したくてウズウズ。社員の方のお話を伺うと、「コクヨはセキュリティスタンプでは後発組」とのこと。確かにPLUSのケシポンやシヤチハタのセキュアスタンプが先行して出していますからね。

他社との差別化でのポイントは二点。ひとつめはローラ形状であること。他社の場合はスタンプ形式なので、決まった範囲にしか押せないものの、ローラーなら転がせるので隠したい範囲を調整できるというアイデアです。もう一つは印面。他社は幾何学模様なのに対し、かくしタローはランダムな住所で隠すというもの。まさに「木を森に隠す」という考え方で、目立たなくさせようというものです。

ローラータイプというのは確かに利便性は高いですが、総合的に考えると実用性が低いかも。これは「ツマミに指をかけて回して開く」というふたカバー形状も影響しているのですが、指で印面を触ってしまうことがあるんですよね。このインクは隠ぺいの為強力な油性インクなので、一度手につくと石けんで洗ってもなかなか落ちない・・・本体を保持するあたりに「押している間だけカバーが開く」といった感じのプッシュ式のギミックに変わると、よりよいのではないかと思います。

差別化ポイント後者の印面は自分としても気に入っているポイント。やはり隠れているという実感があってとても実用的だと思います。実はシヤチハタからも住所パターンの印面が出ていて、しかも実はかくしタロー(2008年7月)に先行して2008年4月にリリースされています。ただ、パターンの密度がかくしタローの方が高いので、確実に隠ぺいできるという実感があります。ここはアドバンテージですね。

メリットが高いこの製品、しかし使用していてもっとも不満なのは「インク補充方法」。サイトでも詳細な説明がありますが、これが面倒なんですよね。せっかくの差別化のポイントであるローラー形状がまたデメリットになってしまうポイントでもあります。

印面を露出させてインクをたらし、カバーを閉めて印面を1/4回転。再び露出させてインクをたらし、また閉めて1/4回転・・・という作業を繰り返すやり方なんですよ。これは正直面倒。特にインクが局面に垂れるので、本体内部に落ちたインクがモールドの合わせ目から染み出してきたり。しかも本体が黒いので染み出しに気付かず、またインクで汚れてしまう。この間は洋服についてしまいエライことになりました。

この点を社員の方に指摘しましたが、「インクの補充しすぎ」が原因とのこと。でもユーザビリティ悪いですよ。最近じゃ印面に補充液を「垂らす」のではなくて「塗りつける」方法に気付き、うまく補充できるようになりました。でも根本的な解決策としては、下記二つじゃないでしょうか。

  • 補充液の入れ物を刷毛つき(修正駅やプラモの接着剤みたいな感じ)に変更する。
  • 転がして補充できる補充台の商品化。

このインクのうまい補充方法を編み出す前は、実はケシポンに浮気しようとしていました。「早撃ちケシポンワイド」という連射性に優れた製品があるのですが(この連射性も大きなポイント)、これを飼う直前まで行きました。やはりスタンプの良さはありますよ。

そのようなニーズを受けてか、コクヨからもスタンプタイプが商品化され、発売開始に。あの印面の良さはそのままに、スタンプの良さを併せ持つ素晴らしい製品だと思います。しかし、インクの補充はやはり「垂らす」方式。回転はさせないものの、むむむ・・・という感じです。でもこれも一長一短で、他社のカートリッジ方式だと便利ですが印面を正確に装着しないと脱落することがある(Amazonのレビューにも出ていました)とか、ゴミが多く出るとかいったデメリットも。

そういう意味で総合的にかくしタローはアドバンテージのある製品だと思います。ただ、補充液を刷毛タイプに変更してください、コクヨさん。

かくしタローだけでこんなに長文に・・・どんだけ思い入れが強いんだか・・・

| | コメント (0)

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »