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コクヨS&T新製品フェア2009見学記録(7/28):③第二部パート2 かくしタロー

■セキュリティスタンプ:かくしタロー

http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/securitystamp/

今回社員の方と話したくて仕方のなかった商品の一つです。自宅でこのローラースタンプ25mmを使用していますが、優れているところと改良を求めたいところの両方がある製品なので、もう話したくてウズウズ。社員の方のお話を伺うと、「コクヨはセキュリティスタンプでは後発組」とのこと。確かにPLUSのケシポンやシヤチハタのセキュアスタンプが先行して出していますからね。

他社との差別化でのポイントは二点。ひとつめはローラ形状であること。他社の場合はスタンプ形式なので、決まった範囲にしか押せないものの、ローラーなら転がせるので隠したい範囲を調整できるというアイデアです。もう一つは印面。他社は幾何学模様なのに対し、かくしタローはランダムな住所で隠すというもの。まさに「木を森に隠す」という考え方で、目立たなくさせようというものです。

ローラータイプというのは確かに利便性は高いですが、総合的に考えると実用性が低いかも。これは「ツマミに指をかけて回して開く」というふたカバー形状も影響しているのですが、指で印面を触ってしまうことがあるんですよね。このインクは隠ぺいの為強力な油性インクなので、一度手につくと石けんで洗ってもなかなか落ちない・・・本体を保持するあたりに「押している間だけカバーが開く」といった感じのプッシュ式のギミックに変わると、よりよいのではないかと思います。

差別化ポイント後者の印面は自分としても気に入っているポイント。やはり隠れているという実感があってとても実用的だと思います。実はシヤチハタからも住所パターンの印面が出ていて、しかも実はかくしタロー(2008年7月)に先行して2008年4月にリリースされています。ただ、パターンの密度がかくしタローの方が高いので、確実に隠ぺいできるという実感があります。ここはアドバンテージですね。

メリットが高いこの製品、しかし使用していてもっとも不満なのは「インク補充方法」。サイトでも詳細な説明がありますが、これが面倒なんですよね。せっかくの差別化のポイントであるローラー形状がまたデメリットになってしまうポイントでもあります。

印面を露出させてインクをたらし、カバーを閉めて印面を1/4回転。再び露出させてインクをたらし、また閉めて1/4回転・・・という作業を繰り返すやり方なんですよ。これは正直面倒。特にインクが局面に垂れるので、本体内部に落ちたインクがモールドの合わせ目から染み出してきたり。しかも本体が黒いので染み出しに気付かず、またインクで汚れてしまう。この間は洋服についてしまいエライことになりました。

この点を社員の方に指摘しましたが、「インクの補充しすぎ」が原因とのこと。でもユーザビリティ悪いですよ。最近じゃ印面に補充液を「垂らす」のではなくて「塗りつける」方法に気付き、うまく補充できるようになりました。でも根本的な解決策としては、下記二つじゃないでしょうか。

  • 補充液の入れ物を刷毛つき(修正駅やプラモの接着剤みたいな感じ)に変更する。
  • 転がして補充できる補充台の商品化。

このインクのうまい補充方法を編み出す前は、実はケシポンに浮気しようとしていました。「早撃ちケシポンワイド」という連射性に優れた製品があるのですが(この連射性も大きなポイント)、これを飼う直前まで行きました。やはりスタンプの良さはありますよ。

そのようなニーズを受けてか、コクヨからもスタンプタイプが商品化され、発売開始に。あの印面の良さはそのままに、スタンプの良さを併せ持つ素晴らしい製品だと思います。しかし、インクの補充はやはり「垂らす」方式。回転はさせないものの、むむむ・・・という感じです。でもこれも一長一短で、他社のカートリッジ方式だと便利ですが印面を正確に装着しないと脱落することがある(Amazonのレビューにも出ていました)とか、ゴミが多く出るとかいったデメリットも。

そういう意味で総合的にかくしタローはアドバンテージのある製品だと思います。ただ、補充液を刷毛タイプに変更してください、コクヨさん。

かくしタローだけでこんなに長文に・・・どんだけ思い入れが強いんだか・・・

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