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ワークライフバランス手帳への改善提案

小室淑恵のワークライフバランス手帳2010」をよもや使い続けられなくなるとは思っていませんでした(参照)。それだけ手帳というものはフィットさせるのが難しい代物なのだということですね。今回それを肌で知りました。だからこそ、たくさんの商品が世に出ているのでしょう。

個人的には、小室さんの手帳を一年間使い倒したかったのです。たくさん込められているメッセージや、四半期ごとに振り返るオリジナルのフレームワークに共感して、選択したわけですから。

しかしながら年末のエントリーでも表現したとおり、主に4つの原因があり、アクションプランナーに再度切り替えざるを得ませんでした。これらのポイントが克服されれば、ワークライフバランス手帳に改めて戻ってこられるのかもしれません。

しかし、それ以外にもいくつか使っていて気付いた点がありますので、下記に展開したいと思います。もちろん、これらもI statement。僕が使っていて感じるポイントに他なりませんので。

■改善提案1:スケジュール使用方法ページをWeb化する
冒頭に手帳の使い方を解説しているページがあります。これは軌道に乗ってくるまでは重要な情報ではありますが、軌道に乗った人にとっては(振り返ることはあるとしても)常に一体で持ち歩くものではなくなります。

40D_2010_01_20_8673 40D_2010_01_20_8674

こういった手帳の使い方のヒントは、むしろWeb上に掲載することの方がよいものではないでしょうか。使い続けてくるとやはり新たなTIPSや活用事例が出てくるものですし、そういう情報を定期的に紹介いただくことで、長く使い続けられることにもつながるのではないかと思います。

■改善提案2: メモページの削減
メモを記載できる方眼罫のページが、後半に配置されています。スケジュールとメモ帳を一冊で管理したいという方には、適していると思います。それに方眼罫なのは個人的にとても使いやすいので、それ自体は素晴らしいと思っています。

40D_2010_01_20_8672 しかし、一年分のメモスペースとして考えると、とても少ない量です。製本されて綴じられているので、余白ページが無くなっても付け足すことはできません。個人的には1カ月もしないうちに終わってしまいそうです。

その後別のノートにメモを記載しようとして持ち歩いていたとしても、このメモページは常に一年中スケジュール部分と一体になっていますので、タイムリーではない話題とともに年末まで過ごさなくてはいけないことになります。

なので、本当に一年間ずっとともに過ごすべき記載をするだけの適量にメモページを削減してはどうでしょうか?

■改善提案3:利用シーンを想定した個別仕様の追加
小室さんのおっしゃる通り、ワーク・ライフバランスは女性だけの概念ではなく、男性であっても同様に向き合わなければならない大きな課題です。しかし男性と女性のワーク・ライフバランスは、その目的は同一であったとしても、手段が異なる部分が少なくない。

男性向け・女性向けのそれぞれのニーズを深耕していくと、巻末の資料なども共通ではむしろ物足りないのではないかと思います。

また、男性向け・女性向けをセットにし、夫婦や人生のパートナーとともに使うような「ワーク・ライフバランス手帳:パートナーセット」とか。ただ二冊をセットにするだけではなく、このセットオリジナルの「夫婦で実現するワーク・ライフバランス」というようなコンテンツを入れてもよいですね。

そして子供が大きくなってくれば、そこに子供版の手帳もラインナップに追加し、「ワーク・ライフバランス手帳:ファミリーセット」なんていうアイデアも出ます。なんだかうまいネーミングがあるともっとピンとくる感じですが・・・

結局は一人で推進するものではないワーク・ライフバランスですから、こういった利用シーンの想定をもっと幅を広げると、商品展開が見えてくるのではないかと思います。

まあ、そうは言っても男女差だけではなく個人差も大きいのが本質でしょうから、なかなかその状態で最大公約数、最小公倍数を狙うのは難しい作業ですね。ただ、そういったコンテンツこそWebで追加提供することが有効なのではないかと思います。

■まとめ
上記をまとめると、「手帳はよりシンプルにした方がよい」というのが自分の考えの中心にあることがわかります。また、1年間常に持ち歩くものとしての構成を考える必要があると思います。

そもそも手帳はスケジュールだけを管理すればよかった筈。そんなスケジュール手帳には、どのような付加価値が必要なのでしょうか。その付加価値にどうフィットするのかが、手帳選択のポイントでしょう。

個人的には、スケジュール手帳にはやはりスケジュールだけをシンプルに管理したかったのだということを、今回改善提案をまとめるにあたって知ることになりました。

また、手帳をシンプルにした上で、付加機能は別売りで提供するというビジネスモデルもあるのではとも思いました。

■最後に
冒頭でも述べている通り、WLB手帳は小室さんの思いがぎっしり詰まった素晴らしい内容だと思います。週予定バーティカルページの右下隅には、小室さんからのメッセージが記載されています。毎週毎週違ったメッセージで、しかも時期に応じた内容になっている。これはきめ細やかな心遣いだと思います。

40D_2010_01_20_8675 個人的に気に入っているのはこの写真のメッセージ。ついつい休日の時間を何とはなしに過ごしてしまうので、改めて午前中を意識してこの週末を送ってみたいと思います。

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