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瞬足雑感

shunsoku 先日の遠藤先生の講演会において、日本の現場力が生んだヒット商品の実例としてアキレスの瞬足が挙げられていました。

この瞬足、我が家のように子育て真っ最中の過程には非常に親しみのある製品です。もはや親しみというレベルを超えるほど、席巻しているといっても過言ではありません。

遠藤先生のサイトに連載されている「現場通信」においても取り上げられていて、誕生の経緯が下記のように紹介されています。

量販一課長という営業に携わっている久住さんは、社長直轄のプロジェクトチームのメンバーとして商品企画にも関与することになりました。「何か売れる商品を・・・」と考えていた久住さんの目に留まったのが、娘さんの運動会での場面でした。トラックのコーナーで転ぶ子がすごく多い。中には、悔しくて泣きじゃくる子もいる。ジュニアシューズを作っている会社の社員としては、いたたまれない姿です。
考え込んだ久住さんが思いついたのは、「校庭のトラックは左回りのところばかり。ならば、左に曲がりやすい靴を作ったらどうか」というアイデアでした。そして、そこから、左右対象というそれまでの“常識”を破る左右非対称のシューズが生まれたのです。
Weekly現場通信 vol.2 「瞬足」の中の神様より引用)

この誕生の経緯は当時から新聞記事になるくらい有名でしたので、とても注目していました。

■瞬足初購入
そんな2007年9月のこと、まだ息子が年中さんだった頃です。幼稚園の運動会が近づいてきた時期のことでした。息子は走るのが大好きで、しかもかなり速いので、運動会を心待ちにしていました。とっても意気込んでいるので、その頃既に話題としてはホットになり始めていた瞬足を買ってあげようかなと思い、息子に話しかけました。

僕「早く走れる靴、買ってあげようか?」
息子「え?瞬足買ってくれるの?」

この答はまさに即答。それほど幼稚園児の間にもこの名前が浸透しているのかと
実感した瞬間でした。

確かにその当時から、毎週曜日朝のテレビ朝日スーパーヒーロータイムの枠に瞬足のCMは流れていました。屋内撮影の実写映像で、トラックを瞬足を履いて他の子を振りきって一人駆け抜けていく男の子。そしてその姿に見とれる女の子たち。そして「コーナーで差をつけろ」のキャッチ。これだけで子供心にもカッコイイメッセージが伝わってくるそんなCMでした。

早速その週末に我が家初となる瞬足を購入し、運動会ではみごとぶっちぎりの一位でした。

■瞬足レモンパイの登場とデザインの洗練
その後、女の子向けの瞬足Lemonpieシリーズも商品化され、女の子も瞬足をこぞって履くようになります。ということで、娘も瞬足を履き始めました。

そしてデザインがどんどん洗練されたものになっていきました。
実は当初のデザインはかなり垢ぬけていないものでした。我が家で初めて買ったときもそうだったのですが、表面に大きく「瞬足」を漢字で書かれたデザインでした。しかもラインナップ全てがそのような状態。

でもこれには理由があったのかなと思います。「瞬足」という名前が出始めた当初でもあり、これくらい直接的なデザインの方が子供たちに訴求力があったのかな、と。しかし大人が見たらやはりいまひとつかな、と。

その後かなりデザインは変わりましたね。本当にいい感じに洗練されてきたと思います。

■瞬足ラインナップの多様化
さて、息子が小学校に通い出してから、ある問題に悩むことになります。つま先付近のメッシュ部分が破れ出したのです。ちょうどサイズが切り替わる時期だったので、買い換えたのですが、しばらくすると買い換えたものまで破れてしまいました。

何故なのかと思い息子に聞いてみると、学校で休み時間サッカーをやっていたことが原因と分かりました。つまり、メッシュではキックの衝撃に耐えられないということなのです。瞬足はすべてのモデルが表面はメッシュでしたから。

そしてそのタイミングで発見したのが瞬足 for SOCCER。表面全体がコーティングされており、キック時の衝撃で靴の方がまいってしまうことはなさそうです。また、ソール自体もトラックの左回りコーナーを意識する必要がなくなるので、右足で蹴ることと、軸足で踏ん張ることを特徴として工夫されています。それに甲の部分に上部からフラップがかぶさる構造になっているので、激しく動いてもおそらく脱げにくいような構造になっているんでしょうね。

shunsokusoccer

実はその時、店頭には瞬足 盗塁王というシリーズも並んでいました。野球少年向けの設定ですね。発売時は、ベース間をまっすぐ走れるようなソールになっていましたが、今では設定が少々変わっているようです。

そしてそのあとラインナップはどんどん多様化。面白いのがSTANDING GRID。小学校の特に低学年のうちは、クラウチングスタートをしないですよね。軽量モデルや、長距離モデルなど様々です。

■ 所感・まとめ
dodgefighter 昨年の12月、「ミズノ ドッチボール靴拡大」という記事が日経産業新聞に載りました。

ドッジファイターINという商品で、やはりソールの屈曲性やグリップ性を高めていたり、着地時の衝撃を和らげるクッション材が踏査入れていたりといったドッジボールに本当に特化した商品になっています。これもおもしろいですね。カラーリングはこれだけのようですが、今後のラインナップに期待です。

靴だけではなく、こういった多様化・機能化はいろんな分野で進むでしょうね。

特に子供たち向けの商品をメーカーが真剣に考えてくれているのが本当にありがたいです。瞬足の多様化はまさに子供と同じ目線で考えてくれているからこそだと思います。

そして瞬足やドッジファイターについては、勉強ではなくて身体を動かす方面からの進出という点がとても嬉しい身体を動かすことに対して、道具から興味を持ち始めるというのも一つのアプローチでしょうから。 これで、世間で繰り返し話題に挙がる「子供達の運動不足の問題」が解消する一助になるといいなと思いました。

そもそも、子供には子供の成長に合わせた用品展開が必要です。どうしても大人のアイテムがベースで、サイズだけ小さくしたという商品が多かったですし。そうでなければ思いっきり子供っぽいだけという商品も多かった。そのような状況の中、必然の流れであったとも言えます。

このような商品を手にしながら、親としても子供たちの目線に合わせて、育児に当たりたいと思います。

shunsoku 最後に、この写真は昨年の暮れに子供たちの瞬足を4足洗ったときに撮ったものです。手前2足が息子の瞬足(青いのがfor SOCCER)、奥の2足が娘のレモンパイです。いやいや壮観ですね。

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