第2回SQL Server Blogger’s Meeting(2010/3/26)@Microsoft
先週の金曜日は第2回 SQL Server Blogger's Meetingに参加してきました。当日は午後から別件で品川へ外出することになっていて、その外出先での用事が完了した後、いざ新宿へ。
うっかりしていたのですが、肝心な受付証を印刷するのを忘れてきてしまいました。しかし営業の方に仲介していただき、難なく入場。ありがとうございました。本当にバタバタ感満載のまま会場入りしました。
IT部門に移って3年目。SQL Serverについてはそれまでほとんど名前くらいしか知りませんでした。しかし、ユーザーとして悩んでいたことのかなりの部分を解決してくれるポテンシャルをもった仕組みであることを知って以来、SQL Serverのファンです。毎日の通勤に利用するMTBにSQL Server 2008 R2のステッカーを貼ってしまうくらいですから(参照)。
さてさて、肝心の内容です。
■SQL Server 2008 R2記者説明会再現
2月18日に記者説明会が開催された、SQL Server 2008 R2。この記者発表会と同じプレゼンテーションを、エグゼクティブプロダクトマネージャーの斎藤さんが展開。斎藤さんの喋りは情熱がこもっていて、とても聞きごたえがありました。実にアツイプレゼンでしたね。
現場のユーザーがIT部門に頼らずBIを構築できる、セルフサービスBIの紹介。ユーザーが好きなように情報を組み合わせて、好きなように分析ができる。この機能が強化されたことはとても魅力です。
所属部門においても、ユーザー対応は「ユーザーによるDIY」がキーワード。IT部門に頼らずに自立してITを使いこなしてもらうことを目指しています。そのためにはITリテラシーを高めていかなくてはいけないですね。
また、サーバーライセンスがCPU物理ソケット課金であることが強調されていました。
やはりどうしてもオラクルとの比較になるのがSQLの宿命ですが、技術の進化がクライアントの利益になるのか、それともベンダー側の利益になるのかの考え方がそもそも違う。前者がマイクロソフトの考え方で、後者がオラクルの考え方。しかもオラクルはそこにオプションがどんどん乗る。最終的には金額的に大きな差を生むという話です。運用・保守はこの金額がベースプライスになるので、ベースプライスを抑えるということが非常に意味を持つということですね。
■PowerPivot
今回の最大の目的は、このPowerPivotのデモを見ることと言ってもよいくらい。先日のTech Daysで概要は知っていたものの、実際の画面挙動を見るのは初めてだったので、本当に楽しみにしていました。デモはプロダクトマネージャの松澤さんが担当。
クライアントPCのメモリ上にキューブを作成し、Excel上でピボットテーブルを操作し、分析を行っていくデモが手際よく展開されていきます。サーバー側と同期をとりながら、クライアントPC上で好きなように加工・分析できる、その手軽さと効果の大きさに素直に感動しました。
また、Excel2010の新機能であるスライサーとの連動により、極めて直感的な操作が可能でした。Excel2010はベータ版を使っていますが、とても使いやすいですし、このPowerPivotで非常に強力なツールとしてExcelがさらに付加価値を増した印象を受けました。
そして強化されたReporting Services。Excel2007以降の条件付き書式と同じデータバーやアイコンセットによる状態表示。そしてExcel2010の条件付き書式であるスパークラインも表示できる。これは面白いですね。
さらにはBing Mapsの地図情報の活用。分析結果を地図や地域情報視点で見る際にはとても有効です。仕事で使い道がないかちょっと考えてみようと思いました。SCMの情報なんかいいと思いますね。検討してみます。
一連のデモを見終わって感じたのは、このくらいの作業であれば、日頃現場でExcelを扱っているユーザーは問題なく作業できるだろう、ということ。とても素晴らしいポテンシャルだと思いました。
■まとめ
PowerPivotのデモを見られたのは本当に収穫でした。実際にデモを社内ユーザーに見せていきたいですし、現在検討中のBIのプラットフォームとして2008 R2を使っていきたいところです。
やはり現場のユーザーが使いこなせそうなハードルの低さが本当に魅力だと思います。Officeファイルとの親和性も高いわけですし、もちろんSharepointともしっかり連携できる。私たちの部門で自前の検証用2008 R2を設置し、どんどん試していきたいですね。
しかしIT部門として二年間携わってきた経験から感じることは、ユーザーには新機能を紹介するだけではダメ、ということ。
「こんな機能が搭載されました」「こんなサービスが使えるようになりました」ではなく、「新しく付加された機能を獲得した先には、このような世界が広がっている」というストーリーがないと伝わらないと思うんです。この点については最近もっといろいろ思うところがあるので、また別の記事に仕上げたいと思います。
また、正直に思ったのは、テクノロジーを伝える仕事というのはとても面白いだろうなということです。斎藤さんも松澤さんも本当にSQLという製品が好きなのだなということ、またこの製品がもたらす付加価値について強い自信を持っているのだということが、ビンビン伝わってくる内容でした。
たった1時間でしたが、素晴らしい経験ができました。こちらも負けじとSQL愛が深まりました。PMの皆さん、エバンジェリストの皆さん、ありがとうございました。
またぜひ参加したいです。
(参考)SQL Server 2008 R2
http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/r2/prodinfo/default.mspx
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