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改良されてさらに使いやすくなったフリクションボール

これまでも折に触れて書きましたが、Pilotのフリクションシリーズを愛用しています。やはり消すことができるというメリットが何よりもうれしい。このペンがあったからこそ手帳を付けることが容易になりました。

ただ、これまでのフリクションボール0.5mmと0.7mmには下記の不満がありました。

  • 使い続けていると後端のラバーが紙に転写されてしまい、消えにくいばかりか消しゴムかすのようなものが出る。
  • 軸のデザインが今一つ。

40D_2010_02_21_8920そんな中、mixiのフリクションコミュニティ(実はこのコミュニティの管理人です)で、フリクションXという名称が、参加している方の中から出てくるようになります。なんだろう?特にPilotのホームページにも紹介されていないし・・・と思っていたところ、ついに先日流山おおたかの森のLoftで出会うことができました。

■後端ラバーの改良
まず初めの問題点であった消しにくいラバー。しかし、これまでのラインナップでも消しやすいラバーを搭載したモデルがありました。0.4mmモデルとしてラインナップに追加されたフリクションポイントです。このモデルのラバーはとても消しやすく、これがフリクションボールに搭載されたらさぞかしよいだろうに・・・と思っていたんです。

それじゃあフリクションポイントを使っていればよかったじゃないか、という意見もあると思いますが、①グリップが細くて握りにくい、②インクが交換式でないことが問題で使うことができないでいました。

前置きが長くなりましたが、このフリクションポイントと同じ素材(と思われる)ラバーが、この新モデルには搭載されています

消しやすさは一目瞭然。消しやすさを対決してみました。上段を旧型、下段を新型で消してみました。

40D_2010_02_21_8956 40D_2010_02_21_8957

以下、旧型の消し跡を拡大します。

40D_2010_02_21_8958  40D_2010_02_21_8963

旧型は消した時の摩擦でラバーが紙に転写されてしまい、もやーっとした跡が残ってしまうのです。この跡を手でこすると剥がれて、消しゴムのカスのようにまとまります(上記右側の写真)。

40D_2010_02_21_8962新型のラバーではこの状況は発生しません。従来型の問題が一定期間使用すると出ていた現象ですので、使い続けないと本当の実力を知ることはできないのかもしれませんが、ある程度フリクションポイントを使っていた経験上、信頼性は高いと思います。ちなみに写真はラバー部分の比較。左側が旧型、右側が新型です。

frixionホームページでも消しカスが出ないこともフリクションの特徴として謳っているのですが、使い続けるとこういう状況になっていました。ようやく実力が追いついたという感じです。これは本当に大きな改善点だと思います。

 

■デザインの改良
あか抜けない印象のあったデザインは大きく変わりました。FRIXIONのXが大きく描かれているのが印象的です。これがFRIXIONのロゴの横にあるので、この新モデルを「FRIXION X」と呼びたくなるのがよくわかります。

40D_2010_02_21_8934 以前は最大の特徴であるインクをイメージしたような、もやっとした流れを描いていましたが、このデザインあまり好きではありませんでした。せっかく格好いいFRIXIONのロゴを有しているのに、もったいないなと思っていたのです。新デザインではフォントも変更されており、とても洗練された印象に。

■微妙な変更点
フリクションボールの0.5mmモデル、0.7mmモデルはパッと見で見分けがつくように、仕様が違います。これは旧型のときからそうなっています。

もちろんペン軸に「0.5」「0.7」の表記はあるものの、それ以外にも下記の差がありました。

旧型 ペン軸・キャップ キャップ先端
0.5mm 半透明 キャップと別パーツ:クリア
0.7mm 不透明 キャップと同一パーツ

 

40D_2010_02_21_8939写真は、上が0.7mm・下が0.5mmのキャップ部分の違いです。本当は0.5mmの方にもロゴがあるのですが、使っているうちにすっかり消えてしまいました・・・0.5mmはキャップが半透明なので、中に収納しているペン先がしっかりと透けて見えます。キャップの先端の違いも見て取れるでしょう。

しかしこれが今回下記のように変更になりました。 大きく変わったのは0.7mmモデルです。

新型 ペン軸・キャップ キャップ先端
0.5mm 半透明 キャップと別パーツ:クリア
0.7mm 半透明 キャップと別パーツ:同一色

 

40D_2010_02_21_8938どちらも材質が半透明になりました。ちなみに上が0.7mm、下が0.5mmの写真です。上述の写真と対比してみてください。0.7mmの方も、ペン先が透けて見えているのが確認できるでしょう。同じパーツになったのかなという印象です。これくらいの差でもしっかりと区別ができるので、太さを間違えることはないと思いますね。

■まとめ
というわけで素晴らしい進化を遂げたフリクションボール。ますます手放せない筆記具となりました。消すことができる安心感はありましたが、唯一あった消すときの不安が見事に解消されています。 

今回この記事を書くにあたり、改めてパイロットのホームページを訪れてみましたが、やはり何もこの新モデルについては触れられていません。製品紹介ページにも、プレスリリースにも見つけることができないんです。なんでこんな素晴らしいモデルチェンジをアピールしないのだろう・・・不思議です。

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文房具」カテゴリの記事

コメント

 現在の機械構造材料の最大のネックは摺動面。
いくら機械的特性(材料強度・硬さ)が高くても、材料というものは摩擦に弱い。
そのため潤滑油が存在する。しかしながら、それでも弱いので
コーティングをする。
しかし、日立金属が開発した自己潤滑性特殊鋼SLD-MAGICは
コーティングレスで摩擦に強いことが特徴。そのメカニズムは
潤滑油と鉄鋼材料が相互作用を起こし、グラファイト層間化合物(GIC)
という高性能な潤滑物質を作るためであることが、日立金属技報
2017で公表された(CCSCモデル、炭素結晶の競合モデル)。
 これにより機械部品の設計は小型化され、摩擦損失と軽量化の同時
解決が見込まれ、低フリクションによる自動車の燃費向上に大いに寄与することが期待
されている。

投稿: 社会イノベーション発見隊 | 2017年3月26日 (日) 11時31分

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