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2011年7月

小学校へ申し入れた内容:現実的な対応への全面協力が趣旨

これもまた順序が逆になりますが、先日のPTA会長との会談をした後に、学校とPTA宛に申入書を提出しています。自分自身の記録のためにも、事後ではありますがその要点をまとめておきたいと思います。結果として他の学校や幼稚園などの対応に何らかの参考になれば幸いです。

ポイントは、心配と思われる一連の事項の他に、保護者として全面的に協力するので一緒にやっていきたい、という意思を伝えたかったということです。現実的に取り得る対策を積み上げていくことが、目の前の子供達を被曝から守ることに直結していきますので、これは大事な要素であると自分としては思っています。

なお、実際の文章をザザッとまとめたものであり、そのものの転記ではありません。一部追記も含まれています。また私ともう一家庭の保護者の方との連名で、書面は提出しています。

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1.外部被曝に関して

1)校外学習の行き先変更について

6月にあけぼの山公園と下田の森公園を行き先にした校外学習が予定されていました。先だって5月31日から3日間にわたって実施された県による放射線量の調査において、柏市で計測対象となった公園はいずれも値が高く出ていました。

この状況下において、あけぼの山公園や下田の森公園を校外学習の場として選択するのは不適切であり、日程を変更してでも行き先を屋内へ変更することを求めました。

2)プール授業前の放射線測定のお願い

子供たちがプール前に体温を測るのと同様、プールを利用する朝の放射線量を計測した上で、利用の是非を判断するようにとお願いしました。また、この場合プールに入らせるか否かの判断は、計測された値に基づいて保護者が判断できるよう、結果をスクールメールで配信してほしいと付け加えました。

3)校庭表土除去と除去完了までの利用禁止に関するお願い

校庭についても相当量の放射性物質が降下している状況であると推測しますので、表土の除去と、除去が完了するまでの利用禁止を要望しました。

2.内部被曝に関して

4)給食に使用している食材の産地表示と放射線量測定結果開示のお願い

使用している食材の安全性を示すためにも、産地の表示と放射線量の測定結果について、献立表への表記をお願いしました。

また、給食で提供されている牛乳。実はこの申入書を書く前に、生産元であるコーシン乳業千葉工場へ妻が電話で直接の問い合わせをしてくれていました。その結果、同社で取り扱っている原乳の産地、そして安全基準について情報を取得することができました。しかし、この対応は本来学校側に行って頂きたいものであり、積極的に情報を取得頂いた上で保護者への公開をお願いしました。

(5)お弁当の持参許可と給食時の柔軟な対応のお願い

上記(4)で情報をしっかりと保護者に公開して頂いた上で、給食の一部または全部の献立を飲食するか否かについて、各家庭にて判断することを認めて頂きたいこと、そして必要だと判断した家庭が、お弁当を持参することについても認めて頂きたい、としました。

3.学校・通学環境の改善に向けた施策について

(6)環境改善に向けたPTAの取り組み実施と認可のお願い

これまでのブログでも繰り返し述べていますが、個人的にはここが一番言いたかったポイントです。

例えば校庭表土除去については、人手が必要な作業です。これを学校だけで実施するのは予算上も難しいでしょう。学校側が実施を決断した場合は、保護者として喜んで清掃・除去作業に協力したいということです。

毎年定期的に実施している窓ふきや除草作業などを実施する事も外部被曝を防ぐことに効果的な施策であることから、毎年の定期実施の時期にかかわらず、今後週末を中心に頻度を上げて実施することを要請しました。これが、実際の窓ふき掃除の前倒し実施につながっています。

(7)協力体制構築に向けた協議のお願い

そしてその上で校長先生・教頭先生をはじめとする諸先生方、PTA役員、保護者で、今後の協力体制を確認・構築する協議の場を設定することを要望しました。

保護者から一方的に文句を言ったり非難したりする場としてではなく、さらなる環境改善を目指し、前向き且つ建設的な意見交換を行った上で、実効性のある体制を構築できればと思うからです。

学校の環境改善は、何も学校側だけで行うものではありませんから

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以上が申し入れの概要です。

この書面を提出した後、校長先生からは迅速な反応を頂き、数日後には校長先生と教頭先生との面会の機会を頂きました。それはまた次の記事で、書ける範囲で書いていきたいと思います。

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