子育ての気づき

小学校へ申し入れた内容:現実的な対応への全面協力が趣旨

これもまた順序が逆になりますが、先日のPTA会長との会談をした後に、学校とPTA宛に申入書を提出しています。自分自身の記録のためにも、事後ではありますがその要点をまとめておきたいと思います。結果として他の学校や幼稚園などの対応に何らかの参考になれば幸いです。

ポイントは、心配と思われる一連の事項の他に、保護者として全面的に協力するので一緒にやっていきたい、という意思を伝えたかったということです。現実的に取り得る対策を積み上げていくことが、目の前の子供達を被曝から守ることに直結していきますので、これは大事な要素であると自分としては思っています。

なお、実際の文章をザザッとまとめたものであり、そのものの転記ではありません。一部追記も含まれています。また私ともう一家庭の保護者の方との連名で、書面は提出しています。

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1.外部被曝に関して

1)校外学習の行き先変更について

6月にあけぼの山公園と下田の森公園を行き先にした校外学習が予定されていました。先だって5月31日から3日間にわたって実施された県による放射線量の調査において、柏市で計測対象となった公園はいずれも値が高く出ていました。

この状況下において、あけぼの山公園や下田の森公園を校外学習の場として選択するのは不適切であり、日程を変更してでも行き先を屋内へ変更することを求めました。

2)プール授業前の放射線測定のお願い

子供たちがプール前に体温を測るのと同様、プールを利用する朝の放射線量を計測した上で、利用の是非を判断するようにとお願いしました。また、この場合プールに入らせるか否かの判断は、計測された値に基づいて保護者が判断できるよう、結果をスクールメールで配信してほしいと付け加えました。

3)校庭表土除去と除去完了までの利用禁止に関するお願い

校庭についても相当量の放射性物質が降下している状況であると推測しますので、表土の除去と、除去が完了するまでの利用禁止を要望しました。

2.内部被曝に関して

4)給食に使用している食材の産地表示と放射線量測定結果開示のお願い

使用している食材の安全性を示すためにも、産地の表示と放射線量の測定結果について、献立表への表記をお願いしました。

また、給食で提供されている牛乳。実はこの申入書を書く前に、生産元であるコーシン乳業千葉工場へ妻が電話で直接の問い合わせをしてくれていました。その結果、同社で取り扱っている原乳の産地、そして安全基準について情報を取得することができました。しかし、この対応は本来学校側に行って頂きたいものであり、積極的に情報を取得頂いた上で保護者への公開をお願いしました。

(5)お弁当の持参許可と給食時の柔軟な対応のお願い

上記(4)で情報をしっかりと保護者に公開して頂いた上で、給食の一部または全部の献立を飲食するか否かについて、各家庭にて判断することを認めて頂きたいこと、そして必要だと判断した家庭が、お弁当を持参することについても認めて頂きたい、としました。

3.学校・通学環境の改善に向けた施策について

(6)環境改善に向けたPTAの取り組み実施と認可のお願い

これまでのブログでも繰り返し述べていますが、個人的にはここが一番言いたかったポイントです。

例えば校庭表土除去については、人手が必要な作業です。これを学校だけで実施するのは予算上も難しいでしょう。学校側が実施を決断した場合は、保護者として喜んで清掃・除去作業に協力したいということです。

毎年定期的に実施している窓ふきや除草作業などを実施する事も外部被曝を防ぐことに効果的な施策であることから、毎年の定期実施の時期にかかわらず、今後週末を中心に頻度を上げて実施することを要請しました。これが、実際の窓ふき掃除の前倒し実施につながっています。

(7)協力体制構築に向けた協議のお願い

そしてその上で校長先生・教頭先生をはじめとする諸先生方、PTA役員、保護者で、今後の協力体制を確認・構築する協議の場を設定することを要望しました。

保護者から一方的に文句を言ったり非難したりする場としてではなく、さらなる環境改善を目指し、前向き且つ建設的な意見交換を行った上で、実効性のある体制を構築できればと思うからです。

学校の環境改善は、何も学校側だけで行うものではありませんから

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以上が申し入れの概要です。

この書面を提出した後、校長先生からは迅速な反応を頂き、数日後には校長先生と教頭先生との面会の機会を頂きました。それはまた次の記事で、書ける範囲で書いていきたいと思います。

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小学校の窓ふき掃除:僅かながらも放射線量低減に確実な効果を実感

先日小学校へ提出した申し入れへの対応として、PTAによる窓ふき掃除が行われることになりました。例年実施されている掃除を、今回の為に前倒して頂きました。対応して頂いた校長先生・PTA会長には心から感謝の気持ちです。

申し入れした立場として、また申し入れの趣旨そのものが私たち保護者による積極的な環境改善を謳ったものですので、もちろん参加してきました。言葉だけではなく、行動が伴わないと。

雨の予報だった土曜日ですが、幸いにも雨は降らず。暑過ぎもせずよい天候に恵まれました。

■各教室窓ガラスを外側から清掃
朝9:40に昇降口に集合。参加したのは20名程度でした。これまで運動会や授業参観などの行事でしか来たことがなく、PTAの活動に参加したのは初めて。新参者の私を、皆さんしっかりと迎えて頂きました。申し入れをした経緯を数名の方々に説明しました。

そして各々掃除道具を携え、持ち場に移動。3階建ての校舎の窓ガラスを、上階から順次外側から掃除していく段取りです。

各教室にはベランダがあって、それが外側で連結している構造の校舎なので、外側からの掃除が比較的行いやすいのは幸いと言えるのかも知れません。

ブラスバンドが練習している教室もあり、その練習の音を聞きながら清掃作業開始。校庭ではお年寄りがゲートボールを楽しむ姿や、部活の指導の声が聞こえてきます。いい雰囲気です。

線量計をお借りしていたので、掃除の前と後を比較しながら作業に当たることにしました。

注:計測にはTERRA-P MKS-05を使用。100cm相当の高さで手持ちで計測しました。

■意外と値の低かった3階
まずは3階。教室外側のベランダで測定し0.12μSv/H。想像していたよりも低い値でした。

計測後は脇目もふらず窓掃除へ。水で濡らして表面を清掃し、ワイパーで汚れた水をかきとっていきます。

バケツの水はみるみる茶色くなっていきました。そして仕上げに桟をぞうきんで拭って完了。

掃除の後、早速同一箇所で放射線量を計測すると、0.11μSv/H。ほとんど値は変わりませんが、やや改善したかな?という程度でしょう。

なにより綺麗になった窓が気持ちよいです。教室の中がクリアに見えます。思ったより時間がかかってしまったので、2階へ。

■洗浄効果が最も表れた2階
2階はやはり3階より値が高く、同じ条件で計測したところ掃除前の値として0.20μSv/H。瞬間的には0.27μSv/Hを計測しました。私の子供達も2階が教室なので、個人的にもっとも気になっていた場所です。一階下がるだけでこんなに値が上昇するというのは結構驚きでした。

3階の清掃で要領を得たのか、手際よく掃除が終了。事後の計測で0.13μSv/H~0.15μSv/Hでした。0.05μSv/H程度の改善効果が出たことになります。これはやりがいのある計測結果でした。

■最後は昇降口
そして最後に担当したのは昇降口。最も子供達の通行の多いこの箇所は、0.18μSv/H。3箇所目なのでより手際も良く、ガラスの前にあったプランターをどかしながらてきぱきと作業を実施。

一通り終えた後に計測すると、0.15μSv/H。改善したと言って良いのではと思います。

2階・3階と担当した箇所と比べて建物の反対側なので、風向きなどの条件は違うため、単純な比較はできませんが、やはり低層階になるほど値が高くなると言えそうです。

校長先生のお話として、4月頃に校門付近の植木を剪定したとのこと。これも値低減に何らか寄与していることでしょう。

ここでタイムアップ。図書室に集合しました。ちなみに昇降口に入って、靴を脱いだ状態で計測すると0.12μSv/Hでした。

■これだけのことで確実な効果が出た
最後は図書室でお茶とお菓子を飲みながらお互いの労をねぎらい合いました。ちなみに図書室で計測すると0.15μSv/H。一階で窓を開け放ってこの状態ですから、2階、3階の教室においてはよりよい状況であると言えるでしょう。

校長先生も外を見通して、「かなり見通しが良くなりましたね」と気持ちよさそう。除染も大切ですが、なにより子供達が通う学校環境が綺麗になったことがとても嬉しい体験でした。

ただ、二ヶ月もするとまた同じくらい汚れてくるとのこと。これは二ヶ月おきくらいの周期で掃除も実施しなくてはいけないのかも知れません。喜んで参加しますよ。

私が計測してきたデータもそこでシェアをし、放射線量を下げることにも効果があるということを実感頂きました。もちろん専門的な知識があって計測した訳ではありません。もちろん計測の誤差かも知れません。そういった意味で絶対的な値も重要ですが、事前・事後で全ての箇所において値が下がったことがより意味のある事実だと思います。

学校を綺麗にすることで、除染も果たせる。一石二鳥ですし、やらない手は無いと考えます。このくらいの事であれば、放射性物質に関する保護者の意識の温度差を超えて実現できるのではないでしょうか

そして参加して得られたのがPTAとしての親同士のつながり。父親同士これからも子供達の学校生活改善に向けて活動する基盤を得ました。これも大きな収穫でした。

こういった時期だからこそ、より積極的に小学校・地域に関わっていきたいと思います。そんな気持ちを新たにしました。

(参考)測定結果まとめ

  窓ふき掃除前 窓ふき掃除後
3階教室ベランダ 0.12μSv/H 0.11μSv/H
2階教室ベランダ 0.20~0.27μSv/H 0.13~0.15μSv/H
昇降口 0.18μSv/H 0.15μSv/H

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壮絶な結末に涙:あまん きみこ『きつねのおきゃくさま』

久しぶりに児童書の書評を。息子の昨年度の国語の教科書に掲載されていたお話です。

■キツネの下心
お腹をすかせたキツネが抱いたひょんな下心から、ひよこやアヒル、そしてウサギとの奇妙な共同生活が始まります。メンバーが増えてくる過程で、少しずつ少しずつ変化していくキツネの心。

優しい言葉をかけてもらったことのないキツネが、ひよこの純粋な感謝の言葉によって、心の中に生まれた小さくて暖かい変化。これをくすぐったく思うキツネの反応。そして、次第に信頼に包まれていく小動物たち。

■キツネの勇敢で壮絶な最期
そんなキツネは、自分を信頼してくれている小動物たちの盾になり、勇敢で壮絶な最期を迎えます。

私はこの結末を、涙無くしては見られませんでした。今でもこう書いていて思い出すだけで、じわっと来てしまうほどです。

そんなストーリーが、軽妙な語り口でリズム良く進んでいきます。

■なぜキツネは最期に笑ったのか
キツネは「恥ずかしそうに笑って」死にます。

この笑いの意味はとても深いものがあります。キツネはなぜ笑ったのか。「自分の食事をオオカミから守ることができたから」なのか、「自分の仲間を守ることができたから」なのか。

「恥ずかしそうに」という言葉が表しているのは、おそらく後者の「自分の仲間を守ることができたから」なのでしょう。善行などしたことがなかったキツネにとって、守るために戦うことは、最高にくすぐったくて、また安心して笑ったのでしょうね。

■人生を変える存在との出会い
始めに出会ったのがヒヨコだったということも、キツネにとっては大きな意味のあることだと思います。アヒルやウサギとは違い、明らかに成体になる前のヒヨコ。キツネに対する恐れが先に立たず、純粋にキツネの優しさを受け入れ、それが結果としてキツネの人生を大きく変える存在になりました。

これがウサギやアヒルであったなら。きっとキツネの存在は警戒され、これまでと同じ刹那的な狩猟生活から抜け出すきっかけすら、また他の存在を信頼することすらできなかったのだと思います。

始めに出会う存在がいかに貴重か。人生を変える大きな存在に、適切なタイミングで出会うことができるのか、等と色々なことを考えてしまいます。

■信頼による強い絆
全くの見ず知らずの存在同士が、しっかりとした信頼の強い絆によって結ばれ、お互いの存在がかけがえのないものになっていく。捕食関係にあって命すら狙われていた関係でもあるのに、ヒヨコの抱いた純粋な感謝の気持ちから芽生えた信頼がそれを上回っていく。

捕食関係は大げさだとしても、明らかにうまくいかないと思われるような人間関係を成功させなければ行けないじょうきょうにおいて、相手への純粋な感謝の気持ちを持つことが、信頼関係につながっていく。そんな教訓もあるような気がしています。

・・・そうとも、よくある、よくあることさ。

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JAXA-i:廃止判断は甚だ疑問。事業仕分けはもっと広い視野を

40D_2010_03_27_9345 最近宇宙に強い興味を持つ息子。図書館で借りてきた本も、「星の一生 ブラックホールのひみつにせまる 」。自分もそうだっただけに宇宙に興味を持ち出したということが嬉しくて、3月に東京に出たタイミングでJAXA-iを訪問してきました。

当時は山崎直子さんのディスカバリーが出発する直前でしたので、その特集でもちきり。私自身も久しぶりの訪問でしたし、我が子を連れて行くのは初めてでしたから、これは個人的にとても意義のある訪問でした。

その後、つくば宇宙センターにも見学に行っていますが、これはまた別にレポートしたいところです。

■事業仕分けで廃止判断
さて、この広報施設の「効果が疑問」という理由で、事業仕分けで廃止の決定が下されています。また先日中川文部科学副大臣が「廃止だ」と息巻いていたようです。(参考)JAXA広報施設「JAXAi」は「廃止だ」と中川文部科学副大臣

しかし、この施設の廃止判断は甚だ疑問であり、心から反対します

■廃止判断に反対
反対理由は以下の三点です。

①まず、大人の事情や見解だけで廃止を決めないでほしいということ。

40D_2010_03_27_9340 息子は短時間ではあったものの、とても楽しかったようです。クイズラリーの企画もあって、解答用紙を手に真剣なまなざしで会場をくまなく歩き回っていました。時にはしゃがみこみ、時には背伸びしながら初めて見るロケットのエンジンや衛星写真に見入っていたのです。全部回答したときの達成感にあふれた笑顔は親として本当に嬉しいものでした。

こういった子供たちの意見を聞いて事業仕分けを行ったのですか?と問いたい。そしてこうした子供たちをもつ我々親にも意見を聞いてほしいのです。それをせずして判断するのはあまりにも短絡的すぎますよ。

②そして、この場所の利点は確実にあるということ。

東京駅からほど近いOAZOにありますし、丸の内の地下改札からそのままアクセスできる好立地にあります。子供たちの夏休みの時期、交通移動のハブである東京駅に隣接しているということは、これ以上ないメリットだと思うのです。

③最後に、サイエンスは即効性を求める対象ではないということ。

40D_2010_03_27_9342 とかく非常に近視眼的に効果を求めすぎです。オープン当初小学生だった子供たちが大学に入って社会に出るまでには、まだまだ時間がかかります。この手の効果はすぐに出るものではないことは明白です。

とにかく未来を担う子供たちが興味を持てる施設が数多くあること、これは子供の教育に携わる私たち親にとっても非常に意義深いことです。

私が小学生の頃、宇宙に対する興味を持って図鑑を広げたときの興奮、そしてスペースシャトルの往来、宇宙の無限の広さに対する畏怖・・・こういった気持ちを抱いたタイミングに、こうした情報センターがアクセスしやすいところに存在していたら、さぞ嬉しかったことでしょう。

私は民主党支持であり、事業仕分けも大いにやったらよいと思っています。しかし事業仕分けにおいては科学研究費の削減につながる話も多く出ており、この点には日本の将来への危機感を感じます。「一番を目指さなければ二番にさえなることはできない」という意見も真理でしょう。

■運営の見直しだけで仕分けの目的を達成できる
JAXA-iをJAXAの事業仕分けの対象とすること自体は賛成です。ただし、まずは運営の無駄(があるのであれば)を見直すことで事業仕分けの目的としては十分達成していると思います。

国会議員の皆さんは、是非お子さんやお孫さんたちと一緒にここに視察に来て欲しい。そして問題の本質が施設の存在そのものではないことを実感してほしい、心からそう思います。このブログをお読みになった方も、ぜひ訪問して頂きたいです。コンパクトな、いい施設だと思っています。

そして、上記の点を効果的に訴えられなかったJAXA側も、もう少し頑張ってもらいたいと思います。個人的にはその為の調査ならいくらでも協力したいですから。

とにかく、JAXA-iの短絡的な廃止判断には絶対反対です。それより前にやることがあるはずです。

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家族で羽田空港見学

40D_2010_04_10_9456 飛行機が大好きな息子をいつか空港に連れて行ってあげたい、という思いを先日ようやく達成しました。本当は飛行機に乗せてあげたいですが、なかなかそうもいかないので・・・

実は息子は1歳半の時に新婚旅行でハワイに連れて行っているので、飛行機や空港自体は初めてではないのですが、まあ、さすがに覚えていないでしょうからね。

娘は空港はおろか、飛行機を間近で見ること自体初めてです。はたしてどんな感想を持ってくれるでしょうか?

■羽田か?成田か?
千葉県に住む者として、成田空港を見せなくてはいけないという千葉県愛を強く感じながらも、まずは国内線を見に行こうということで羽田を選択しました。まあ、国際線の成田空港よりは見学のハードルも低いだろうし、手始めにはいいだろうと思いまして。

また車か電車かを迷ったのですが、まあ帰りのことを考えるとやはり車が良いだろうといういつもの結論。柏をお昼前に出発し、湾岸線を通って羽田空港を目指しました。

■レイソル選手団とのまさかの遭遇! 
40D_2010_04_10_9437羽田空港の駐車場に到着して、ターミナルに向かう連絡通路を通っていると、息子がレイソルバスを発見。そう、なんと翌日の札幌戦の為に空港に到着したレイソル選手団とばっちり遭遇したのです。これは本当にサプライズ!

急いでエスカレーターで一つ階を降り、バスの目の前でチームの降車を見届けました。ネルシーニョ監督、井原ヘッドコーチをはじめコーチ陣が先に降車し、その後選手たちが続々と降車。おお、レアンドロのスーツ姿がカッコいい。茨田君も遠征チームに入ったのね。キタジは背が高い!と一点一点気になりつつ、スタッフ・選手一人一人に「頑張ってください!」と子供たちとともに声をかけました。

そして子供たちは大好きな菅沼選手と一緒に記念撮影。とても嬉しかった!

■展望台から離着陸を眺める
40D_2010_04_10_9446選手団を見送った後、まずは第二ターミナルの展望台へ。息子はANA大好きなので、ANAのターミナルである第二展望台を初めに選択した訳です。

目の前で見る飛行機の着陸に、子供たちは目を奪われていました。次から次へと空港に接近し、決まった方向から順々に滑走路へ着陸。

着陸後に速度を緩めてゲートに誘導され、搭乗客が降り、貨物が搬出されていく。一方で離陸準備のため目の前で様々な仕事が展開されていきます。機内食や貨物の積載・・・これらの仕事は一つ一つがとてもスムーズで、思わず感嘆。

第二ターミナルからは着陸シーンしか見られないので、離陸が見たいとなって今度は第一ターミナルへシャトルバスに乗って移動。こちらはJALのターミナルですが、ANAもこの滑走路から離陸するので、ANA・JALともに離陸シーンを見ました。あの巨体がどうして浮かぶのか、なんて話を簡単に子供たちにしてあげました。

■夕暮れの羽田空港
40D_2010_04_10_9468展望台からは少し離れて、妻と娘はスターバックスで一休み。僕は息子と一緒に出発ロビーを探索しました。カウンターでチケットを引き取って、機内持ち込みの手荷物やボディチェックをする検査の意味やプロセスについて教えてあげました。最近は持ち込みの手荷物が厳しくなっていますね。

夕方の空港は、また情緒があるものですよね。薄暗くなってカウンターやロビーに灯りがともり、再会や別れ、出発や到着。これらのシーンが更に彩りを増します。そんなロビーの人の流れを見ているだけでもしばらく過ごせるくらい、この情景は好きです。

 

40D_2010_04_10_9465そして再び展望台へ。夕陽をバックにした管制塔が素敵。

「管制塔」は仕事をする上で掲げているイメージの一つです。全体を見渡し、個々の離陸・着陸のタイミングをコントロールする。飛行機の状況だけではなく、天候や風向きなどの外部要因も見極めていかなくてはいけない。

仕事柄調整をするシーンが多いので、このイメージは常に心に抱いています。うまくいっているかは何とも言えないですけれどね。

 

■息子の感想
40D_2010_04_10_9469 ちょうどこの週末、息子の宿題が作文だったので、この見学について書くことにしました。この作文からマインドマップを使った作文作成にチャレンジしました。これについては別の記事で詳細を述べたいと思います。

飛行機を間近で見た息子の感想は、「音」でした。離陸前にエンジンが回り始めた音、そして着陸直後の音、エンジンの回転が止まった時の音・・・この音の感激が一番強かったみたいです。

こういった現場・現物の体験をどのくらいさせてあげられるか、というのが子育てにおける大きなテーマです。次は先日結局入場できなかった、つくばのJAXAに連れて行こうかな。

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家族で始めたミニ四駆

家族皆でミニ四駆を始めることにしました。

この春から小学二年生になった息子のほしいものは、やはりNintendoDS。友達もほとんど持っていますし、よく遊びに行って借りているようです。

しかし、我が家の方針としてDSを買い与えたりすることは考えていません。ゲームは大人のものというルールにしているからです。「自分は子供の時に散々遊んできたくせに」という声も聞こえてきそうですが、だからこそという思いです。

子供たちだけでTVゲームをやらせることはせず、親の管理のもとで許可した時しか触らせていません。このルールは子供たちもしっかり守っています。

■ものを作ることの楽しみ
それでは何を趣味の方向性とするのか。子供心に没頭できるものはゲーム以外に何か。その答えとしてまず出たのがラジコンでした。

ラジコンは自分で組み立てて、走らせることができる。また細かなカスタマイズパーツで自分好みにチューニングを施し、その違いを走りで実感することができる。うまくいかないこともあれば、ぴったりとハマることもあるでしょう。そんな試行錯誤のプロセスを味あわせてあげたい。そんな思いです。

息子の誕生日にはラジコンにしよう、と思っていたのですが、でもいきなり電動RCはつらいかな、と。そこでミニ四駆に落ち着いたのです。ほぼ同じことができますからね。そしてなれたらラジコンへ移行すればよいし。

■田宮プラモデルファクトリー初体験
そこでこの間の週末に、新橋にある田宮プラモデルファクトリーに家族で訪れました。早速2階のモデラーズスクエアへ。ここには5レーン仕様のミニ四駆サーキットがあります。

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40D_2010_03_27_9334訪れると既に大人から子供まで数名のミニ四駆レーサーたちが思い思いに走らせています。息子はさっそくこの光景にくぎ付けになりました。高速でレーンチェンジしながら走り抜けていく、そんなさまに目を奪われているという状態。

息子だけではなく、娘も興味津々。そして妻も凝り性なので一緒に始めようということに一気に盛り上がりました。しかし早速地下の売り場に行こうと誘ったのですが、子供たちに「サーキットをまだ見ていたい」と言われ、しばらくしてからようやく地下へ。

■それぞれの思いで選択したモデル
地下の売り場で家族四人、各自気に入ったモデルを選択。

40D_2010_03_28_9362 まず自分が選択したのは、アバンテ Mk.III AZURE子供の頃にラジコンやミニ四駆で遊んでいた世代には、やはりアバンテの名は特別なものですね。アバンテはいろいろなモデルに派生していますが、ITを生業としている今の自分が選ぶのならやはりAZUREしかないだろうという自分的には至極当然の判断。発音はアズールなんですけどね。将来的にAzureのステッカーでも手に入れば、そうしたいのですが。お願いしますね、MSのS田さん(笑)。

40D_2010_03_28_9364 息子にもアバンテ、特にMk III ホワイトと思っていましたが、エンペラーが良いと。しかも限定モデルであるダッシュ1号・皇帝(エンペラー) (MSシャーシ) ブラックスペシャル。エンペラーも思い出深いモデルですね。ボディがスモークの半透明なので、これは塗装なしでいけそう。

40D_2010_03_28_9361 ピンク大好きな娘には、サンダーショットMk.II ピンクスペシャルがいいかなと思っていたんですが、少し前の限定商品なので残念ながら在庫なし。結果として息子の選にもれたアバンテMk.III ホワイトスペシャルに決定。雪の結晶をイメージした、とてもきれいなデザインが印象的。

40D_2010_03_28_9365 そして最後は妻。彼女の眼にはバギータイプのマシンがあまりカッコヨク映らないようで、サバンナ レオ ブラックスペシャル バージョンIIを選択。面白いものです。なかなかないタイプのフルカウルタイプ。ホワイトのタイヤにTAMIYAの文字が青く入っている、これも限定モデル。

■親子での新たな楽しみ
もともとモータースポーツ好きの息子ですから、ミニ四駆が気に入らないわけがないという勝算もありましたが、思った以上にはまってくれました。娘も同様です。

田宮模型はミニ四駆を「最小モータースポーツ」と表現していますが、まさにそうですよね。

コースの特徴をおさえて最適なチューニングを施すチーフエンジニアであり、
パーツを交換するピットクルーであり、
コース・他車等全体を俯瞰して最適な戦略を考えるチームプリンシパルであり、
そして何よりドライバーでもある。

昨日の夜この説明をしてあげると、とてもしっくりきたようでした。
そのうち大会にエントリーすることも考えていきたいと思います。

■そして制作
しっかりと納得いくように組み上げたいので、塗装までちゃんとやろうということにしました。子供たち二人と一緒に、工程を一つ一つじっくりと焦らず進め、まずはシャシーまで組み上げました

しかし、実は塗装は自分自身経験がないのです。なので、田宮カラーを揃えたはいいものの、その時点でちょっと二の足を踏んでいました。

そんな悩みを大学の同期生であるモデラーのマサ・ゴルミ君にTwitterで打ち明けたら、見事にノウハウをまとめてくれました。これは素晴らしい!!

GORUMIX:スプレー塗装について

ということで早速今週末に塗装にチャレンジしてみようと思います。ゴルミ君、本当にありがとう!!

 

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